体が衰えてくると、布団から身体を起こすのが辛くなってきます。
一人で身体を起こせなくなると介護が大変なので、布団からベッドにかえる高齢者が増えています。在宅介護をしている家庭では、自動で身体が起こせる電動マットレスを使っている家庭が多いです。
高齢者は、体を起こしたり、体の向きを変えるのがスムーズにできないので、ベッドを使う時は高齢者に適したマットレスを選ぶ必要があります。そこで、高齢者が使うマットレスの選び方を紹介します。
■硬さ
若い人の場合、マットレスの硬さは個人の好みに合わせて選びますが、高齢者が使うマットレスは、なるべく硬いものを選んで下さい。柔らかいマットレスだと身体が沈んでしまい、身体が動かしにくくなってしまいます。
寝たきりのお年寄りを介護するときも硬いマットレスの方が身体を動かしやすいです。しかし、マットレスが硬すぎると一部の箇所に体圧が集中してしまうので、適度な柔らかさも必要です。
■高さ
マットレスが高すぎると、ベッドへの上り降りが困難になります。
さらに、ベッドから落下してしまった時の衝撃が強くなるので、高すぎるマットレスはとても危険です。ベッドに腰掛けて膝を直角に曲げたときに、足の裏がピタッと地面に着くくらいの高さがちょうどいい高さです。
ベッドの高さとマットレスの高さを計算して、高くなり過ぎないようにしましょう。
■サイズ
ベッドを設置する場所の広さや使う人の状態によって、適切なサイズは異なります。広い方が動きやすいので、自力で寝返りができる方が使用する場合は、大きいサイズがおすすめです。
在宅介護の場合、大きなベッドを置くと部屋が狭くなってしまうので、部屋の広さに応じたサイズを選んで下さい。
■マットレスの購入なら
介護が必要なお年寄りはベッドで過ごす時間が長いので、上記の選び方を参考にしながら身体に負担のかからないマットレスを選んであげて下さい。
介護に携わっている人が身近にいる場合は、評判の良いマットレスの情報を聞いて下さい。
当店では、ベッドでも座椅子としても使える便利な電動マットレスを販売しています。通常のマットレスも販売しているので、マットレスの買い替えを検討している方は当店の通販をご利用下さい。